2014年11月24日月曜日

「安倍政権の延命を許さず、労働者が社会の主人公に」鈴木たつお、衆院選に東京8区から出馬表明

鈴木たつおとともに歩む会HPより転載

11月22日、鈴木たつおが荻窪駅北口での街頭演説で東京8区からの出馬を表明しました。
安倍政権打倒の衆院選決戦へ!





3学生を取り戻したぞ!
署名&メッセージ、ありがとうございました!

 

団結の力が弾圧うちやぶった


 11月2日の「戦争反対!安倍打倒!」の銀座デモで「公務執行妨害」をデッチあげられ、不当逮捕されていた京大と首都圏の学生3人が21日、起訴を粉砕して無罪釈放をかちとりました!
 逮捕は安倍政権による「学生は戦争反対を言うな」という露骨な政治弾圧でした。しかし、警察の脅しに負けず完全黙秘で闘う3人をはじめ、全国で巻き起こった「弾圧許さない」の声と激励メッセージが3人を取り戻したのです。それどころか、「仲間を返せ」という闘いは、京都大学で学生を監視する公安刑事を学生が叩き出すという“歴史的事件”に発展し、逆に安倍政権にとどめをさすものになりました。

自治会、衆院選で安倍たおそう 


 辺野古新基地建設阻止! 戦争反対の学生自治会を全国大学につくろう! そして、県知事選に続き、衆院選で安倍政権をぶっつぶそう!


◆京都大学同学会書記長・作部羊平君の訴え(@11/20東北大集会)

※全学連書記局通信№250より転載

 私は11月7日の記者会見に出ていたので、みなさんは顔を知っているかもしれませんが、よろしくお願いします。この間、京都大で何が起きたのか、そして東北大生がこの中で何をしていけばいいのか、ということについて語ります。
 京大で何が起きたのか? 10月21日に国際反戦デー闘争がありました。全国の学生自治会が「戦争反対」「安倍政治はおかしい」と立ち上がり、学生自治会としてキャンパスで集会をやり、21日には東京でデモをしました。そして、11月2日には全国労働者集会に集まりました。それに対し安倍政権と警察権力が、「戦争反対なんて言っちゃだめだ」「安倍打倒なんて言っちゃだめだ」「今の政治に対して何も言うな」と、3人の学生を「公務執行妨害」をでっち上げて不当にも逮捕しました。普通にデモをしていた学生を、機動隊がいきなりタックルで押し倒して逮捕していく。それに抗議した学生も「公務執行妨害」で逮捕する。こんなことがあってたまるか、という話じゃないですか! 絶対におかしい! 3学生は絶対に取り戻す。私たち京大生と同学会はそう思って救援活動を始めました。
 その宣伝を11月4日の昼休みにしている時、10月からずっと不審な動きをしていた公安警察が「発見」された。こいつが日常的に学生を見張り、逮捕させた張本人じゃないか、こんなやつは絶対に放っておいちゃいけない、そう思って同学会中央執行委員会の仲間が追及した。すると公安警察は逃げ出した。「このまま逃がしていいのか!」と取り押さえた。そして京大当局を巻き込んで追及・弾劾し、公安警察を京都府警に引き渡す、つまり摘発して追放する大勝利をかちとりました。
 戦争を進める安倍政権が大学の中で、学生が「戦争反対」だとか「今の政権がおかしい」と言い始めた瞬間にそれを見張り、でっち上げで逮捕させ、何も言えなくする。こうやって大学を戦争に協力させる。学生を経済的に戦争に動員し、軍事研究をさせるといったことが本当に進んでいる。このことが満天下に明らかにされました。
 もう一方で明らかになったのは、学生の団結でこんな弾圧は粉砕できるということです。普通は、公安警察がたとえキャンパスで怪しい動きをしていようが、摘発なんてしようものなら自分の身が危ない。日和っちゃう。しかし、僕たちの仲間は、「こいつを摘発しても、仲間が団結して自分を守ってくれる。この団結があれば摘発して弾圧されても終わりではなく、勝ち抜くことができる」という確信でやりきった。京都府警は「大学構内に入ったことは正当な公務だった」「公安警察に暴力をふるった学生を捕まえる」と言っていますが、彼への弾圧をまだ許していない。そうした団結が一番重要です。
 11月7日、同学会中執は記者会見を開き、「これは大学自治の問題だ。大学が国家に従属させられる問題だ」と明らかにし、マスコミでも、暴力的な「過激」な学生が公安警察に暴力をふるった問題ではなく、「大学自治の問題」と言わざるをえなくなった。世界中に「大学自治が危機にさらされ、侵害されている」「国家権力は横暴だ」と明らかになった。12日には緊急抗議集会を大成功させた。こうした中で、これを何とかして「大学自治は悪いものだ、学生自治なんてとんでもない」と言うために「過激派キャンペーン」を行い、11月13日に京都大熊野寮への120人もの公安警察・機動隊を使ったガサ(家宅捜索)が行われました。
 熊野寮自治会はすごいところで、400人以上の学生が団結して、寄宿料700円という低廉な家賃と食堂を守り抜いてきた。そこにガサを強行した。今、熊野寮自治会の中で大激論が巻き起こっています。「マスコミのバッシングは絶対に粉砕しなくちゃいけない」「学生がやってきたことに何の間違いもない」と。そういう機運が高まっています。
 僕が一番言いたいのは、学生が自治会で団結する中に、安倍政権の戦争政治や横暴を変える力があるということです。だからこそ、安倍政権はガサや「過激派」キャンペーンをやっている。しかし一方で、あまりの横暴に、「これはただの報復じゃないか」と逆に盛り上がっている。結局、学生自治会が本当に団結して「この社会はおかしい」と言いきり、逮捕されても奪還するために闘い、仲間を守る。これをやりきった時に、何者にも負けない、「公安警察が何百人大学の中に入ってこようとも大学自治を守りきる」、こういう行動ができる学生を無数につくっていく。そうやって学生自治会のもとに団結する中に、社会を変える展望があります。
 安倍政権は解散・総選挙に踏みきろうとしています。今の内閣じゃ「大学改革」をやる、あるいは社会を戦争に持っていくことはできない、そういう危機に追いつめられた中で解散しようとしています。安倍にとって代わるのは誰か? それは、僕ら学生だ。あるいは、社会の全てを担っている労働者が成り代わる。「革命を起こす」ということです。
 東北大学生にちょっと言いたいことがあります。「国立大学協会」というものがあります。京都大学の松本紘前総長は、「大学改革」をガンガン推し進めていくために、国立大学協会の会長になってやっていこうとしました。しかし、彼は同学会中執を先頭とした京大学生運動の力で完全に打倒されました。次に会長になったのは誰か? この東北大学の里見進総長です。彼が国立大学協会の会長になって「大学改革」を推し進め、「大学力は国力なんだ」「大学は国益のためにあるんだ」「グローバル人材育成をガンガンやる」と言っています。これを打倒するのは誰か? 労働者・学生が主人公の社会をつくるのは誰か? それはここにいる東北大生のみなさんです。
 私たち京大生は、東北大生のみなさんとガッチリ団結して、一緒にこの社会を変えるために闘います。そして、ここには法政大、福島大、富山大、広島大、沖縄大、全国から学生が来ています。この団結で社会を変えることはできる! このことに確信を持とう! 公安警察を摘発した事件は、今の国家権力の中枢を突きました。この闘いをもう一歩先に進めよう。全国大学の自治会が団結し、大学の中にいる弾圧するやつらなんて全部追い出して、大学を学生の手に取り戻そう! 社会を労働者・学生の手に取り戻そう! それはできます! ぜひ一緒に闘っていきましょう!

沖大で集まった京大生連帯メッセージ

●不当逮捕絶対反対!!
 京大生がんばって下さい!
 僕も、沖大から戦っていきたいと思っています。
 負けずにがんばって!
 沖大自治会副委員長 盛島

●11月4日京都大学キャンパス内にて学生による公安摘発という歴史的大事件・快挙により、全国の大学の学生に激震が走りました。
 日本国憲法において制定されているはずの「大学の自治」が犯されそうになっているところ、勇敢な学生が私服公安を取り押さえ、何とか「大学の自治」を死守しました。一学生として、誠に誇らしい限りです。また、その果敢な行動に対して敬意を表するに値しております。昨今にて、色んな圧力により歪められていく「大学の自治」のあり方を再認識するいい機会になったと思います。
 他方で、過激なやり方だといったバッシング・ネガティブキャンペーンが行われております が、異常な行動を日常的に行っていたのは、学生ではなく、公安や大学職員の方です。そして、今回の取り押さえ・尋問というのは、「大学の自治」という正義を貫き、守ろうとした行動に過ぎません。
 より良い日本の社会を形成するにあたり、学生として社会の体制やあり方をこれからも批判していきましょう。何らかの形で、現代社会に訴えかけ、反映していきましょう。そういう点において、今回の事件は、民衆や大衆にアピールしたり、訴えかけたりする着実な大きな第一歩になったに違いありません。政治的無関心に「させられている」または「思わされている」全国300万学生にこれからも日常的・恒常的に今のあってはならない社会のあり方を訴えかけていきましょう。

●公安警察は嫌な奴で…
京大生が打ちのめしたということで、痛快でした!また、メディアからの注目度も高く、本当に凄い事をしたんだなと!!
これから長期戦になりそうですが、京大生勝てます!ちばりよ~!
奪還された3学友さんも元気だと聞いて安心しました(^o^)/

●京大生がんばって下さい

●不当逮捕に反対です。

●京大生の皆様 無理せずがんばって下さい。

3学生を取り戻そう! 京大生連帯! メッセージを集めました!


「京大生の闘いに連帯しよう! 3学生を取り戻そう!」
赤嶺委員長が中庭で訴える! 



沖大職員が監視・盗撮に現れました。
無断で盗撮しているのは、沖大に潜入した公安警察ではなくて沖大職員です!(怒)


久しぶりの盛島副委員長

2014年11月20日木曜日

https://drive.google.com/file/d/0B061J9_8Vc5Da1dqT202UFpmUzA/view?usp=sharing
 

安倍・仲井真を倒したぞ!
京大生と連帯し3学友取り戻そう!

 

労働者・学生の怒りが安倍・仲井真を打倒した

 
 沖縄県知事選は、仲井真知事が10万票の差をつけられ、大敗北しました。辺野古基地建設を強行した安倍政権と一体となり、多くの県民の思いを裏切って埋め立てを承認した仲井真に労働者人民の怒りが叩きつけられたのです! 仲井真は落選後も「公約は変えていない」と醜い姿をあらわにしました。恥をしれ!
 県知事選はまた、安倍政権にトドメをさしました。安倍政権は、基地建設・集団的自衛権・原発再稼動・労働規制緩和・消費増税などあらゆる所から噴きあがる労働者人民の怒りを前に、衆院解散-総選挙しかない状況に追い込まれました。11・2労働者集会を先頭に、まさに全国から上がった怒りの声で安倍政権は、打倒されたのです。
 しかし同時に、衆院解散-総選挙とは、追い込まれた安倍が、野党の無力さを突いた選挙で、どんな低投票率・低得票でも「信を得た」として、集団的自衛権関連法案や基地建設、消費増税などの突破をねらう攻撃です。
 今こそ学生運動を爆発で安倍にトドメをさす時です! 全学生の団結で戦争反対・安倍打倒の闘いを巻き起こそう! 青年・学生を代表する政治家を生み出そう!
 

京大同学会の闘いが新たな学生運動の扉を開いた

 
 ついに学生の闘いが情勢を動かす時代がきました!
 11月4日、京都大学全学自治会・同学会の仲間が、キャンパスに潜入し、学生の宣伝活動を監視・盗撮していた公安刑事(=スパイ)を摘発し、大衆的弾劾の中でたたき出すという闘いに立ちあがりました(詳しくは右囲)。本当に胸のすくような闘いです。この「京大公安摘発事件」は一挙に社会問題化し、同学会が7日に開いた記者会見には50人の報道記者と200人の学生が集まり大注目となりました。事件の発端となった反戦デモでの3学生逮捕(うち2人が京大生)と一体で、京大では「戦前のような社会、大学を許していいのか」という怒りが噴き上がっています。
12日の「京都府警は謝罪しろ! 3学生を今すぐ釈放しろ! 全学緊急抗議行動」には昼集会に300人、夕方の討論集会に150人が集まり、怒りが叩きつけられました。
 京大から新たな学生運動爆発の扉が開かれました!
 

京大熊野寮への報復ガサ弾劾!

同学会の闘いに連帯し、全国大学に拡大しよう!

 
 京大同学会の闘いに震え上がった安倍は11月13日、報復として京都大学の学生寮(熊野寮)に120人の公安警察・機動隊を動員し、不当家宅捜索を行いました。東京のデモで逮捕された学生の「公務執行妨害」容疑とはまったく関係ない違法な家宅捜索です。公安警察が押収していったのも寮の会議で使っていたレジュメなどです。学生運動・活動拠点つぶしの違法捜査そのものです。しかし、熊野寮生は一切団結を崩さず、徹底抗議して闘いぬきました。
 この国家権力と闘いは、一朝一夕でつくられたものではないし、京都大学の学生だからできたというものでもありません。2012年の同学会再建以来、当局との闘いや戦争反対の闘いに取り組むなかで培われてきた京大生の団結があったからこそ闘いぬけたのです。
 同学会は沖大自治会と共に10・21国際反戦デーを闘い、5・19沖大集会にも駆けつけてくれた同志です。しかし安倍は、京大の闘いが全国・全社会に波及することにおびえ、「一部の過激な学生の問題だ」などと事態をねじ曲げ、新たな学生弾圧すら狙っています。これを絶対に許さず、連帯して京大の仲間を守り抜こう! 沖大でも戦争国家化を実力で阻止する団結をつくっていこう! 
3学友を奪還し、反転攻勢に打って出よう
 11月2日のデモ中に逮捕された3学友は今も、獄中に入れられています。右上の囲いを見てもわかるように、100%デタラメな不当逮捕です。安倍の意をうけた右派メディアは、京大同学会や全学連を「過激派だ」と宣伝しています。しかし、反戦デモに出た学生がデッチ上げ逮捕される社会のほうが「過激」なのではないでしょうか?
 戦争反対で声をあげたら逮捕される。これは戦争に向かう安倍政権の明確な治安弾圧攻撃です。しかし、学生が戦争反対の自治会をつくって団結して闘えば打ち破ることができます。3学友への起訴を許さず、今すぐ取り戻そう!
 
 

3学生の釈放を求める署名、京大生激励のメッセージにご協力ください!


【11・2デモと京都大学弾圧をめぐる経過】
●11月2日、東京の日比谷音楽堂で動労千葉などの労働組合の主催で5700人を集めた全国労働者集会が開催される。集会後の銀座デモ中、いきなり公安警察が学生にひじ鉄を加え、抗議する学生を不当逮捕。混乱のなか、さらに2名の学生が逮捕。2人が京都大学生。
●4日、京都大学内の昼休みに全学自治会同学会が、学友の奪還を訴える宣伝活動を行っていたところ、不審者を発見。盗撮をはじめたので、声をかけると走って逃げたので取り押さえ、大学職員を呼んで身元を確認すると京都府警の公安刑事であることが判明。携帯電話にLINEで「離脱しろ!」という指示が残されていた。
●その後、大学の用意した会議室に移動し、追及する。杉万副学長が到着すると公安刑事は「副学長と2人なら話す」と言い出すので、副学長にICレコーダーを持たせ学生は全員退室。
●スパイ活動を行っていた公安刑事は名前と所属(井上佑介、京都府警警備第二課)を自供。しかし「通行していただけで、公務中ではない」としらを切る。副学長が「学生が何度も目撃しているようだし、矛盾している」と追及するが、何も答えず。副学長は「学生の許可無く校内で公務を行うことは、大学の自治に反し、京都府警とのこれまでの約束を破るものだ」と抗議。府警の責任者は「公務中だったかは判らない。これから調査する」の一点張り。学生たちが取り巻く中、16時頃門前で警察に身柄を引き渡す。
●7日、京大時計台前で同学会が記者会見。50名ものマスコミがつめかける。
●12日、京大時計前での抗議集会開催。300名の学生と労働者が集まる。夕方からは教室内で150名の討論集会。
●13日午後、京都大学の自治寮である熊野寮に、警視庁120人の体制での不当捜索。デモでの逮捕とはまったく関係ない資料などが押収される。京大生が激しく抗議する模様が報道される。同日、京都府警は「逮捕者奪還の恐れがあった。正当な職務執行であった」と見解。
★京大生など3学生は「公務執行妨害」容疑で勾留延長、11月21日が勾留満期。起訴を許さず取り戻そう!

 https://drive.google.com/file/d/0B061J9_8Vc5DS1dyZWFrc3lEUVE/view?usp=sharing
 
 

京大生が学内から治安弾圧を行う公安警察を摘発! 追放!

 

◆公安警察をたたきだす大勝利!

 京都大学で11月4日、京都大学全学自治会同学会のもとに闘う京大生が、無断で学内に潜入し、情報収集活動を行っていた公安刑事を摘発し、取り押さえ、キャンパスからたたき出す大勝利をかちとりました。
 不当逮捕された3学友(2人が京大生)の奪還を訴えていた京大生は、遠くで私服姿の不審な男が監視・盗撮しているのを見つけ、「学生ですか?」と質問しました。すると男が無言で逃げ出したため、追いかけて取り押さえ、追及したところ公安刑事だったのです。男は当初身分を明らかにしませんでした。大学自治の侵害=違法行為を承知で情報収集活動をしていた京都府警は、男の携帯電話に“LINE”で「離脱しろ!」と指令し、それも無理とみるや百名以上の制服警官をキャンパス周辺に配備し、「逮捕監禁罪でキャンパスに突入するぞ」と脅してきました。しかし、京大生は一切の介入を許さず、公安刑事の名前と身分を明らかにさせた上でたたき出したのです。これは、12月10日施行の秘密保護法が示すように、「今の安倍政権が常に学生を監視し、声を上げられなくして、大学自治を破壊していく。その上で大学そのものを支配下におき、戦争協力の体制を作ろうとしている」(同学会中央執行委員の発行したビラからの引用、裏面参照)なかで、学生が団結して立ち上がればこれをうち破れることを示した大勝利です!
 

◆安倍戦争政権をたおせ!

 京大生とともに闘い、3学友をいますぐ取り戻そう!


 このニュースは、朝鮮戦争下で東大生が公安刑事を摘発・追放した「東大ポポロ事件」になぞらえて「京大ポポロ事件」としてネット上で話題となり、翌日には「報道ステーション」や「ニュース23」でも大々的に取り上げられました。京大生の闘いが国家犯罪を暴き、安倍政権の戦争政治に危機感と怒りを燃やす人びとに勇気を与えたのです。追いつめられた産経新聞など右派メディアは、「学生が暴力をふるった」などというデマ情報を流し、京都府警は謝罪するどころか、学生を「逮捕・監禁容疑事件で捜査」することさえ狙っています。絶対に許してはなりません!
 同学会は7日、キャンパスで記者会見を行い、「京都府警は謝罪しろ! 3人の学生を今すぐ釈放しろ! 11/12緊急抗議行動」の呼びかけを発しました。すでに1週間の不当な勾留を受けている3学友は、警察の取り調べと称した脅しや転向強要と対決し、誇り高く完全黙秘で闘っています。
 沖大生も京大生と連帯して立ち上がるときです。3学友、京大生への激励メッセージを送ろう! 3人を取り戻し、辺野古新基地建設阻止、安倍政権打倒へ、12・6国会デモに立ち上がろう!
https://drive.google.com/file/d/0B061J9_8Vc5DbDZ3aDJEbGdoLWs/view?usp=sharing
 

安倍を倒せ!   戦争反対 ! 民営化うち破れ!
11・2集会に5700名!

3学友の逮捕弾劾!

 11月2日(日)に東京・日比谷野外音楽堂で行われた11・2全国労働者総決起集会は、全国から5700人が駆けつけ、「戦争と民営化(首切り)を進める安倍政権をたおそう!」と怒りの声をあげました。また、アメリカ、韓国、ドイツの労働者を迎え、新自由主義と対決する国際連帯が拡大しました。「安倍政権に対し労働者の団結力を見せつけなければならない。ともに団結し勝利しよう」(全日建運輸連帯労組関西地区生コン支部・西山直洋執行委員)、「1047名解雇撤回をかちとり、国鉄分割・民営化に決着をつける。JRの外注化・非正規職化の攻撃を粉砕する。安倍を打倒し戦争への道を止める」(動労千葉・田中康宏委員長)。全国各地の闘いの報告、安倍政権の進める「戦争と民営化」攻撃と立ち向かう決意が語られました。
 ところが、集会後の銀座デモにおいて、3人の学生が「公務執行妨害」をデッチあげられて逮捕されました。機動隊の過剰なデモ規制に抗議した瞬間、いきなり逮捕されるという百パーセント不当な逮捕です。3学友は、新自由主義と「教育の民営化」に対して闘い、10・21国際反戦デー闘争の高揚の先頭に立ってきた仲間です。危機に立つ安倍政権・国家権力による労働運動・学生運動つぶしを狙った不当な弾圧です。絶対に許すことができません! 団結の拡大こそ、弾圧=分断攻撃に対する最大の反撃です。ただちに3人を取り戻そう! 闘う労働組合、学生自治会を全国の職場・キャンパスに建設し、「戦争と民営化」攻撃を打ち破り、安倍政権をたおそう!
 

●田中康宏・動労千葉委員長の発言

 
 全国からの結集、そして韓国やアメリカやドイツの仲間たちの結集ありがとうございます。そして国鉄闘争への本当に長い間のご支援、心から感謝申し上げます。
 これまでの発言にもあったように、私たちは国鉄分割・民営化に反対し、闘う労働組合の旗を守って、この集会を16年間続けてきました。国鉄闘争を30年間闘い続けてきました。そしていま、この闘いの全てが生き生きとあらゆる怒りの声に結びつくときがきた、そういう時代が来たと思います。今日ここに集まったこの力は、怒りと結びつくことで無限の可能性を持って団結を広め、闘う労働組合を甦らせる力です。
 3つ申し上げます。私たちは何があろうと1047名解雇撤回に向けて闘い続けます。この年末にも最高裁判決がおろされるでしょう。しかし、どんなことがあったって国鉄分割・民営化に決着をつけ、闘う労働組合をこの手に取り戻す。そのためにぜひ力をお貸し下さい。
 2番目です。私たちは外注化・非正規職化粉砕に向けて闘い続けます。この闘争は単にJRのみならず、すべての労働者の権利・未来のための闘争です。この闘いは全国の全ての職場から闘う労働組合を甦らせる闘いです。共に闘いましょう。
 そして3番目です。絶対に戦争への道を止めましょう。この国の政府は、労働者の未来を破壊し、権利を破壊し、団結を破壊し、社会保障・年金・医療・教育全てを破壊し、それにあきたらず、憲法を破壊して戦争に向かって進もうとしています。戦争はどんなことがあっても止めなければなりません。それは、私たち平和を求める労働者の特別な任務です。そしてその全てを成し遂げるために、闘う労働組合が必要です。30年間、僕らは後退し続けました。でも反転攻勢の時です。安倍政権を打倒し、力を取り戻しましょう。ありがとうございました。
 

●斎藤郁真・全学連委員長の発言

 
 全日本学生自治会総連合の委員長をやっています、齋藤と申します。
 この間私たち全学連は安倍政権の戦争政治に対抗して10月21日、国際反戦デーの復権に挑戦して、国会デモと同時に日本全国の大学で戦争反対の行動を行ってきました。いま大学において、まさしくあの「原子力ムラ」がつくられてきたのと同じ構造で防衛省と大学共同の軍事研究が進められようとしています。「学費・就活・奨学金」の3重苦、これにつけ込む形で、いますでにアメリカで行われています、「経済的徴兵制」が大学において行われようとしています。
 そして私たちはこの闘いを、大学を取り戻す闘いの中で、日本の既存の平和運動、こういったものを乗り越えていかなくちゃいけない、この課題にいまぶち当たっています。具体的には法政大学の総長・田中優子、沖縄大学の学長・仲地博、そして京都大学の学長・山極寿一、こういった日本の左派とかリベラルと呼ばれてきた人間こそがいま、大学の中で学生の行動を徹底的に阻害する、学生を弾圧する、こういうことをやっているということです。
 法政大学の文化連盟委員長・武田雄飛丸君はまさしく田中優子総長によって公安警察に売り渡されました。私たちはこの関係を、いまの大学の中から学生自身の力で乗り越える、そうやって大学の戦争協力を阻止し、巨万のデモを実現して戦争を止める。こういう行動を実現する決意です。全国大学に学生自治会を建設していく闘いを徹底的に前に進めたいと思います。
 私たちには、新しい世界の展望があります。この集会場に示されていることそのものです。私たちは新しい世界をつくることができます。国境や民族、国籍、出身地、そういったもので人間性を否定されるような世界を塗り替えるために現場から闘いに立ち上がりましょう。
 12月6日、もう一度私たちは戦争政治に対抗して、日本全国の学生を結集して、日米安保ガイドライン粉砕、大学の戦争協力阻止、大学に学生自治会を建設する、これを主張して戦争反対の国会デモに立ち上がります。ぜひ日本全国のみなさん、そして労働者のみなさん、世界中のみなさん。共に立ち上がりましょう。新しい世界を作りましょう。ユニオンのパワーでこの世界を変えましょう。よろしくお願いします。ありがとうございました。