2015年2月28日土曜日

辺野古新基地建設阻止! ゲート前集会に2800人が結集!


 2月22日の13時から辺野古で行われたキャンプシュワブゲート前集会は、2800人が集まりました! 戦争に突き進み、翁長知事の「中止命令」後も作業を続ける安倍政権に怒りを叩きつけました!
 集会前、IJBS労組、「万人の力で星野さんを取り戻す沖縄の会」とともに安倍打倒-福島大弾圧粉砕を訴える全学連ビラをまきましたが、みんなどんどん手を伸ばして受け取り、用意したビラは
瞬く間になくなりました。「侵略戦争に突き進む安倍たおせ!」の見出しに対し、「そうよね!」「倒さないとダメよね!」と反応してくれる方が多く、安倍への怒りの激しさを感じました。
 集会開始15分前、主催者から午前中の抗議行動への弾圧について報告がありました。朝9時過ぎ、ゲート前抗議行動の際に、平和運動センターの山城博治議長ら2人が「黄色いラインを越えた
(基地内に入った)」として基地の警備員に引っ張りこまれ、拘束されたとのこと。集会中には「名護署に移送された」と報告されました。露骨な集会破壊の政治弾圧です!
 しかし、参加者はますます怒りを爆発させ、参加者に「駐車違反」を警告する警察に「帰れ!」コールを叩きつける場面もありました。
 集会では、「撤去すべきはテントではなく普天間基地」「闘いましょう!」と力強く発言した地元の高校生発言が印象的で、最も拍手が集まりました。最後は4月にも行動を入れることが確認さ
れ、ガンバロー三唱。集会後に名護署抗議行動も行われました。

IJBS労組で解雇撤回を闘う仲宗根光洋書記長が登場
 
ゲート前からフェンス沿いに座り込む
 
辺野古新基地建設を阻止するぞー!

デタラメな基地建設、2人の不当逮捕に対して怒りのシュプレヒコール

自作のプラカードを手に座り込むお母さんと子ども

 それぞれの怒り、思いを書いて抗議の意思を示す

 自治労関係や高教組、国公労など、労働組合での参加も多かったです


ゲート向かいのフェンス側を埋め尽くす人、人、人

<追記>
 2人の「逮捕容疑」は「刑事特別措置法」違反だそうです。2人は翌23日夜、釈放されました。
 23日の琉球新報は、逮捕の背景として、「日本側は基地周辺の抗議活動排除に抑制的」(米軍関係者)との米側のいら立ちを伝えました。
 さらに25日付の沖縄タイムスは「抗議排除 米高官が要求 シュワブ幹部『指示受け拘束』」と報じました。
 同紙は「現場の警備員の判断ではなく、上からの指示で拘束した」との米軍幹部の見解とともに、現地を視察した米国防総省筋による「特に高齢者の負傷が地元メディアなどで大きく報道されている点などを問題視、在沖米軍幹部と共に抗議活動自体の排除を念頭にテントの撤去や監視強化策などを集中的に協議。日本側にも協力を要請した」との話、「(22日の県民集会について)安全面において望ましくないとの見解は事前に日本側に通達していた」「そうした危険性を回避するための対策(治安弾圧のことだ!)は講じていた」との声を伝えています。
 つまり、米政府が阻止行動排除のために、テント撤去や監視強化など日本側による取り締まりの徹底を要求するとともに、シュワブ所属の日本人警備員に今回の逮捕を指示していたのです。
 これを受けて19日、沖縄防衛局と沖縄総合事務局はさっそくテントを撤去するよう文書で通告。菅義偉官房長官は20日、撤去は法に従えば「当然のこと」と述べていました。
 日本政府は今回の弾圧は事前に知らなかったという対応をしていますが、本質は沖縄の怒りに追いつめられた米日両政府が、これを真正面から圧殺しにきたということです。とりわけ、翁長を含めた「オール沖縄」指導部の動揺と分断を狙った弾圧です。
 しかし、弾圧は逆に県民の怒りに火を注いでいます! 全駐労も24日、県民同士を分断させるようなやり方に「相手を拘束するという今回の業務は逸脱している」と抗議しています。辺野古新基地建設阻止の闘いは非和解化し、闘いの路線と指導部をめぐって完全に新たな段階に入っています!

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