2015年7月22日水曜日

7/15 国会前での赤嶺委員長のアピール

今日は沖縄から、「戦争法案を絶対にとめる」「安倍政権を打倒する」という思いで来ました。今日の正午過ぎ、私たちが霞が関-国会デモをやっている最中に、安倍は公明党と一体となって強行採決をしました。その時に私は怒りで震えました。この戦争法は、自民党・公明党の議員、そのまわりの「1%」の金持ちが利益をほしいままにして、市場・資源をぶんどりあうためのものです。絶対に許せません!
 沖縄でも、安倍が「戦争法案は朝鮮半島有事のために必要なんだ」と本性をむき出しにする中で、「朝鮮有事=朝鮮侵略戦争のために辺野古新基地が使用される」「戦争法と一体で新たな基地が建設される」ということがますますはっきりして、沖縄ではものすごい怒りが爆発しています。
 沖縄大でも、この間の戦争への動きや百田尚樹発言、安倍発言などに対して怒りは燃え上がっています。ある沖大生は、「自分の祖母は沖縄戦で家族を失って、戦後は土地を奪われて基地にされて、それで食っていけなくて県外に行って、沖縄差別がある中で本当に苦しみながら生きてきた」と言っていました。そして、自民党の勉強会で百田尚樹が『普天間基地のまわりには元々人が住んでいなくて、基地ができて沖縄の人が商売目当て金目当てで住み始めたんだ』と言っていたことに対し、「自分の祖母が沖縄戦を経験し、戦後に本当に食うや食わずで生きてきた、あれがすべて金目当てだと、安倍と同じような思考に百田がおとしめられて言ったことが許せない」と怒りを燃やしていました。
 安倍は「自衛」とか「国を守る」と言っています。安倍にそんなことを言う資格はないですよね! 沖縄の人々が沖縄戦を経て、戦後に本当に苦労して、栄養失調で子供を失うというような苦渋を味わってきた、この沖縄の思いを踏みにじって戦争法に突き進む安倍政権、こんなやつが「国を守る」なんて全部嘘っぱちですよ! 「1%」のために戦争をやる安倍政権を絶対に倒そうじゃないですか!
 今週月曜日、キャンパスでビラをまいていた僕に対して、「また徴兵制が始まるんじゃないか、と考えると夜も眠れない」と言ってくる沖大1年生がいました。今日の強行採決にいても立ってもいられなくなって国会前に駆けつけたという若者はたくさんいます。闘いは始まっています。今日は「暗黒の日」ではありません。私たち労働者・学生が今日から怒りを爆発させ、職場・キャンパスに団結をつくって、もう一度ここに労働者と学生の巨大なデモ隊を登場させ、戦争法案-辺野古新基地建設-原発再稼働を進める安倍政権を倒す、そういう闘いを始めていこうじゃないですか!
 いま多くの大学で、学生がキャンパス内でビラの1枚もまけない現実があります。沖大でも、2年前に学内でのビラまきをすべて禁止する「ルール」が決められました。学生がキャンパスで声をあげることが本当に難しくなっている中で、就職活動に追いまくられているから休みの日にデモに行くこともできない、という現実がつくられている。
 そうした中で私たちは、全国大学に学生自治会をつくり、就活・学費に追いつめられる現状、キャンパスでビラをまけない現状を変えるために闘っています。みなさん! キャンパスに政治と団結を取り戻し、労働者・学生の大決起で安倍政権を倒すために一緒に頑張りましょう!

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