2015年12月3日木曜日

三里塚反対同盟の市東孝雄さんが沖縄タイムスに載りました!

12月1日付『沖縄タイムス』

 辺野古代執行訴訟の担当裁判長(福岡高裁那覇支部)に、三里塚闘争で市東孝雄さんの農地裁判・一審不当判決を下した多見谷寿郎裁判長が着任することになりました。そのことで、市東さんが沖縄タイムスからインタビューを受け、記事になっています。

 多見谷だけではなく、農地裁判の東京高裁・不当判決を右陪席で主任として執筆した定塚誠裁判官が、辺野古訴訟の国側代理人の最高責任者(法務省訟務局長)になっていたこともわかりました。まさに安倍政権の政治的意図に貫かれた人事であり、三里塚のように、国の強権発動で辺野古に基地を造るという階級意思の表れです。絶対に許せません!
 しかしそれは同時に、安倍政権の側から、辺野古・沖縄闘争と三里塚闘争が一体であることを証明したということです。また、辺野古闘争が三里塚闘争のように実力闘争として燃え上がる、まさに闘いの非和解的発展に火をつけたということです。

 市東孝雄さんは、記事の中で、「農家をやめて、死ねと言っているのか」「(多見谷裁判長が判決で「空港側は約1億8千万円の補償金を提示している」と農地取り上げを正当化していることについて)千葉県内の農家の年収150年分だとしているが、お金の問題じゃない」「先祖から受け継いだ土地で、農家として生きられるまで闘う」と国策裁判への怒りと不屈に闘う決意を語っています。
 「基地のために土地が取り上げられ、住民の生活が脅かされた歴史は成田と似ている。」「大浦湾を埋め立て、基地を造る『公益』とは何なのか」と沖縄に思いを寄せ、辺野古新基地建設への怒りも語っています。
 辺野古と三里塚は、国家暴力との非和解的闘いとしても、朝鮮侵略戦争阻止の反戦闘争としても一体の闘いです。今年50年の節目を迎える三里塚闘争と連帯して、辺野古新基地建設を実力で阻止しましょう! 

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